【中学受験】高槻中学の過去問分析と対策

高槻中学の過去問中学受験

高槻中学を受験する生徒のために、高槻中学の過去問分析とその対策を紹介します。
高槻中学の過去問を見ると、ある程度、特定の分野に出題が偏っているため、対策が立てやすいと思います。

算数の過去問分析

2014年から2021年の問題までを分析して、出る順に紹介したのが下表となります。 
2014年~2016年は前期、中期、後期の3回試験があり、2017年以降は、A日程、B日程の2回試験となっており、合わせて19回分の試験を分析しています。

でる順項目出題数出題率
1位平面図形-面積14/1974%
2位場合の数-組み合わせ10/1953%
3位立体図形-体積8/1942%
4位食塩濃度7/1937%
4位平面図形-辺の比と面積の比7/1937%
6位平面図形-辺の長さ6/1932%
7位立体図形-回転図形5/1926%
8位数列(等差数列 等)4/1921%
8位平面図形-角度4/1921%
8位場合の数-調べ上げ4/1921%

算数の出題傾向

高槻中学の算数の試験問題は、かなり癖のある傾向が出ています。
「図形」「食塩濃度」「場合の数」の3つが、高槻中学の三大出題分野となります。

特に、図形の出題頻度は高く、平面図の面積と、立体図形の体積については、必ず出るつもりで準備が必要です。 出題される問題も、図形に関しては難易度が高めな印象です。
面積、体積の他、立体の切断、平面図の角度など、図形については多岐にわたって出題されます。

食塩濃度については、オーソドックスな問題で、普通の問題集に出てくるようなレベルの問題を演習しておけば問題ありません。

場合の数についても、同様で、割と基本的な問題が問われています。

ランキングには出てきませんでしたが、文章題では、速さの基本問題や、仕事算が良く出題されています。 他の中学校では出題の多い旅人算、つるかめ算、和差算などは、近年の試験では頻度が少なめです。

計算問題は、毎年3問の出題が定番です。
それほどややこしい問題はありませんが、分配法則、結合法則、キセル算など、まず計算の工夫ができないか考えてから計算をするよう心がけましょう。

高槻中学の算数の解答欄には、いくつか途中式や理由を書かせる問題があります。
もし、解答が出なくても、途中の式や考え方を書いておけば、部分点の可能性もあるので、何か考え方だかでも書くようにしましょう。

理科の過去問分析

2014年から2021年の問題までを分析して、出る順に紹介したのが下表となります。 

でる順項目出題数出題率
1位水溶液-溶解度9/1947%
2位植物-根、茎、葉、花の構造8/1942%
3位電気-回路、豆球、直列と並列6/1932%
3位力学-ばね6/1932%
3位気体-気体の発生と性質6/1932%
3位気体-二酸化炭素6/1932%
3位動物-虫の分類6/1932%
3位天体-月の動き6/1932%
3位力学-てこ、てんびん6/1932%
10位人の体-血液、血管、心臓5/1926%
10位地学-地層5/1926%
10位地学-火山5/1926%

理科の出題傾向

理科の試験は、毎年40分で行われます。
40分という時間に対して、たいへんボリュームの多い問題量となっており、全て時間内に解くのに、かなり時間が足らないと感じる受験生が多いでしょう。
そのため、分からない問題は一旦飛ばすなどの作戦は必要となります。

高槻中学の理科については、大きな傾向の偏りはなく、物理、化学、生物、地学から、まんべんなく出題されています。

過去問を分析すると、一番多い出題なのは、溶解度の問題です。 例えば2021年のB日程では、ミョウバンを水に溶かす実験について出題されています。 2020年のB日程では、ミョウバン、重曹、食塩を水に溶かして温度による溶ける量の違いを観察する実験を出題しています。
化学の問題としては、他にも、ある液体とある液体を混ぜて気体を発生させるような実験の問題はよく出題されます。 さらに、その中で、水上置換などの気体の集め方を問う問題は繰り返し出題されています。
示温インクを使った実験も複数出題(2020年A日程、2018年B日程)されているのでチェックしておくとよいでしょう。

でる順2位の植物については、ホウセンカやヘチマやアジサイなど、特定の植物について、種子の発芽、茎の断面や、呼吸、光合成などの知識などを問われます。

天体は、月についての出題が多いです。季節や時間による月の見え方、時間の経過による月の移動距離などの基本的なことは必ず理解しておきましょう。 もちろん、太陽のうごきや星座などの問題もランキング外ではあるものの良く出題されます。

地学については、他の中学校では出題が少ない火山の問題が、意外と多いです。また、合わせて、地層に関する問題もちょくちょく出題されています。

また、高槻中学の過去問で、特徴的な問題としては、ランキング外ですが、人工衛星の問題が2014年以降で3回出題されています。 知らないと解けない問題なので、2019年B日程、2016年前期、2014年後期の問題を見て勉強しておきましょう。

また、2016年中期には、近年のノーベル賞受賞者の名前と主な研究成果について問われていますので、念のため、近年のノーベル賞受賞者について多少知っておくと良いでしょう。

国語の過去問分析

高槻中学の入試問題の題材で使われた文学作品を紹介します。
勉強の合間に、小説とか読むようにすると、読解力がさらに強化されて息抜きにもなりますよ。

入試年題材
2021年
A日程
スマホを捨てたい子どもたち(山極寿一)
春は夜汽車の窓から(三浦哲郎)
2021年
B日程
未知なるものとの遭遇(光嶋祐介)
逆ソクラテス(伊坂幸太郎)
2020年
A日程
世界史を大きく動かした植物(稲垣栄洋)
めんたいぴりり(東憲司)
2016年
前期
秋の森のリス(宮下奈都)
多摩川物語(ドリアン助川)
2014年
前期
おはようからおやすみまでの科学(佐倉統・古田ゆかり)
幸福駅二月一日(原田マハ)
2013年
前期
劇の好きな子供たちへ(岸田國士)
便利さにしわ寄せされるもの(篠原修)
入試年記述問題
2021年
A日程
<論説文>
・15字以内で説明
・50字以内で説明
・30字以内で説明
<物語文>
・70字以内で説明
・50字以内で説明
2021年
B日程
<論説文>
・30字以内で抜き出し
・30字以内で抜き出し
・30字以内で説明
<物語文>
・25字以内で説明
・60字以内で説明
2020年
A日程
<論説文>
・45字以内で説明
・30字以内で書く×2つ
・30字以内で説明
<物語文>
・30字以内で説明
・50字以内で説明
2016年
前期
<論説文>
・45字以内で説明
・80字以内で説明
<物語文>
・30字以内で説明
・50字以内で説明
2014年
前期
<論説文>
・15字以内で抜き出し
・30字以内で説明
・90字以内で説明
・具体的に説明(文字数指定なし)
<物語文>
・10字以内で説明
・50字以内で説明
・100字程度で説明
2013年
前期
<論説文>
・抜き出し(文字数指定なし)
・20字以内で説明
・20字以内で説明
<論説文>
・15字以内で説明
・100字程度で説明

国語の出題傾向

高槻中の国語は論説文(説明文)、物語文、漢字の書き取り問題の3題構成です。
漢字が単独で、最後に10問出題されますが、最初にやってしまった方が、なんとなく安心感があります。
論説文の問題は、「30字以内で説明しなさい」というコンパクトな文字数ながら、記述問題が多いのが特徴です。
物語文では、さらに70字以内や100字以内など、やや長めの記述問題が出題されることが多いです。
つまり、論説文、物語文 どちらも記述問題が多いため、時間がかかるため、60分では、時間が足りないという受験生が多いのではないでしょうか。
この長い文章を、いかに速読して内容を把握できるかが重要になってきます。
国語の正しい解き方をマスターするとともに、普段から小説を読むなど活字に触れる機会を増やすのが良いでしょう。 小説を読むこと自体、息抜きにもなり勉強の効果も上がります。

過去問の掲載サイト

リンク 高槻中学公式サイト(過去問と入試統計

リンク 日本の学校(入試過去問題) 平成20年以降を掲載しており最強

リンク 四谷大塚ドットコム 無料会員になると約10年分の過去問が参照できる

そらとび
そらとび

高槻中学の入試傾向に寄り添った専用の問題集があります。
書店では売っていない知る人ぞ知る必勝本です。

過去問の本

高槻中学の過去問の本は、「英俊社」の赤本シリーズと、「大阪府中学校過去入試問題集」が発行する過去問の問題集がメインです。 
おすすめは、「大阪府中学校過去入試問題集」が出版している過去問です。

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そらとび
そらとび

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