高槻中学の併願校(滑り止め)のパターン

高槻中学の併願校 中学受験

大阪の北摂にある中学校では、偏差値的には最難関の中学校と言われている高槻中学ですが、ココを第一志望とした場合の併願校(滑り止め)をどうするか悩まれる方は多いのではないでしょうか?
そこで、この記事では、2022年入試日程を参考に、高槻中学の併願校(滑り止め)について考察したいと思います。

高槻中学は2回チャンスがある

高槻中学は、毎年 A日程(土曜午前)と、B日程(日曜午後)の2回試験があります。
第一志望であれば、両方受験するのがセオリーです。
A日程よりもB日程の方が、募集人数が少ないことと、土曜に星光学院等を受験した生徒の併願校としても人気があるので、B日程の方が、難易度は高いですが、問題の相性や体調のこともありますので、2回チャンスを作る方がベターです。

パターン土曜AM土曜PM日曜AM日曜PM
高槻併願校併願校高槻

金蘭千里中学

滑り止めという意味では、金蘭千里がおすすめです。
高槻中学と地理的にも近いですし、当日の移動の負担も最小限にすることが可能です。
金蘭千里は、例年 前期日程(土曜午前)、中期日程(土曜午後)、後期日程(日曜午前)があり、高槻中学のA日程とB日程を受験したとしても、金蘭千里の中期と後期の両方受験することが可能です。
ただし、高槻中学を受験するレベルの生徒であれば、生徒の負担を考えて、中期日程、後期日程のどちらかを受験しておけば良いと思います。
金蘭千里の中期日程には、国語だけ、算数だけという1教科試験も選択可能なので、さらに負担を減らしたい場合は選択肢の一つとしてアリです。
金蘭千里の中期日程の試験開始は、例年 夕方なので、生徒の負担も最小限です。

パターン土曜AM土曜PM日曜AM日曜PM
高槻金蘭千里(金蘭千里)高槻

上記のスケジュールはハードなので、日曜午前の金蘭千里は受検せず、高槻中学B日程に専念する方がおすすめです。 高槻中学を受験する生徒のレベルであれば、金蘭千里の中期日程(土曜午後)は、合格できる可能性が高いです。

明星中学校・清風中学校

明星中学校、清風中学校は、大阪星光学院から近所ということもあって、大阪星光学院の併願校としても人気がある中学校です。
この2つの中学校は、「回し」といって、受験の点数次第で、入学後のコース振り分けが行われることもあり、幅広いレベルの生徒が合格通知をもらえます。

たとえば、明星中学校であれば、試験結果により、S特進コース、特進コース、英数コースの3つのコースに振り分けられます。
S特進コースは、なかなか難しいのですが、試験でうまくいかなくても、高槻中学を目指す生徒であれば、最低でも英数コースの合格は取れるかと思います。

清風中学校であれば、理Ⅰコース、理Ⅱコース、理Ⅲコースの3コースで、理Ⅲは難しいですが、理Ⅰは合格できると思います。絶対とは言えないのが中学受験ですが。

パターン土曜AM土曜PM日曜AM日曜PM
高槻明星(金蘭千里)高槻
高槻明星(明星)高槻
高槻清風(明星)高槻
高槻清風(金蘭千里)高槻
高槻金蘭千里(明星)高槻

上記日程は、ややハードスケジュールなので、疲れて高槻のB日程に悪影響を及ぼす可能性があります。 日曜午前は受検回避して、高槻中学に専念する方がおすすめです。

東大寺学園

難波からでも1時間ぐらいかかるので、家からの通いやすさも考慮が必要ですが、例年 東大寺学園は受験日程が平日に行われることが多く、併願しやすい中学校です。 ご存知の通り、偏差値は高槻中学よりも高いので、合格を勝ち取るのは難しいと思いますが、チャレンジしてみる価値のある中学校です。
受検すると、合格実績が欲しい塾の先生が喜びます(笑)

まとめ

いろいろ紹介しましたが、一番のおすすめは、下記の通りです。
日曜の午前は、休息にあてて午後の高槻中学のB日程に挑むというプランです。
これをベースに、函館ラサール、北嶺、愛光などの前受けや、月曜(3日目)・火曜(4日目)受検を組み合わせるのもアリですね。

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