北摂の中高一貫の私立中学である金蘭千里中学校の評判が良いことを15個紹介します。
この記事では、いま、なぜ金蘭千里中学校に人気がでているのかが分かります。
(1)入学後の学力の成長が大きい
週刊ダイヤモンドの特集「入りやすいのに医学部が狙える『お得』な中高一貫校100」にも選ばれています。
中学入学時に偏差値が低い生徒も、高校卒業時の偏差値は大きく伸びることで知られています。
中高一貫の6年間で大きく学力が伸びる生徒が、金蘭千里には多いです。
(2)塾に行かなくても大丈夫
学習スケジュールの管理や、分からないところへのサポート等が充実しており、学校と塾の両方に通う必要がありません。
もちろん、塾に通う生徒もいますが、塾に行かなくても大丈夫な環境が整っています。
特に、2021年度から開始したオンライン自習システム「金蘭千里 勉強部」がすごいです。
(3)ICT環境が整っている
タブレット(iPad)を、中学校入学時に、全員に所持することが義務付けられていて、有効に活用されています。
ベネッセの教育ツール「Classi」を導入しており、学習記録や、テスト結果をデータで蓄積して、生徒と先生と保護者で共有できるようになっています。
また、オンライン授業もいつでも対応できる環境が整っています。
(4)毎日の20分テストで記憶の定着
毎朝20分テストが行われることが伝統となっており、これが学力向上の秘訣になっています。
出題範囲は、直近の授業範囲であるため、復習の定着にも寄与しています。
よくある定期テスト前の一夜漬けと違って、こまめに復習する機会が強制的に作られています。
(5)医学部対策講座がある
医学部医学科の小論文や面接の指導者を固定し、専門性の高い指導を実現しています。
医学部志望者に対して専門の講座を開設して対応しています。
その甲斐もあって、医学部医学科への進学実績がすばらしいです。
(6)学力別のクラス分け
英語と数学の成績を踏まえて中3と高1では、学期ごとに学力別のクラス分けを行っている。
これにより、生徒のレベルに応じた適切な指導が行うことが可能になっている。
また、生徒にとっても、テストの成績がクラス分けに直結するため、競争心が湧き、モチベーションアップにもつながっている。
(7)高校2年で高校授業は修了する
中学校の授業は、中学2年生までで完了し、高校2年生で高校の授業が終わる。
つまり、高校3年生になると、受験対策のみ集中することになる。
これが、高い大学進学実績につながっている所以である。
(8)女子はバレーボール、男子はサッカー
女子はバレーボール、男子はサッカーを「校技」として、 中高6年間取り組むことになっています。
徹底して一つのスポーツを極めようということです。
これは、金蘭千里の独特なスポーツ教育です。
たとえば、中学1年生のときは、週に3回ある体育の授業のうち2回は、この校技の授業になります。
(9)クラブ活動が盛んになってきた
2014年までは、運動系4つ、文科系7つしかなかったうえに、本格的な入部は中3からとしていたクラブ活動を、2015年以降、クラブ活動を大幅に増やし、中1から入部が可能となった。
現在では、運動系10個、文科系17個で活動している。
入部率は7割ぐらいで、昔と比べると、クラブ活動が盛んになってきています。
(10)プロの劇団員を講師に招いた「表現」の授業
金蘭千里中学校の「表現」の授業が面白い。
プロの劇団員を講師に招き、プレゼンテーションを学ぶなどして表現力を身に付ける。
この授業で学んだことで、プレゼンテーションのコンテスト「クエストカップ」や、「ナレッジイノベーションアワード」など外部のコンテストでも成果がでている。
また、推薦入試の自己推薦書や志望理由書で自分を表現することがうまくなり、結果的にAO入試対策としても成果ができているようです。
(11)文化体験ができる
大阪フィルハーモニー交響楽団などのクラシック演奏を、学校の音楽専用ホールに招いて、生徒と保護者が一緒に聞く音楽会「ファミリーコンサート」を開いたり、大阪能楽会館で 落語・能楽鑑賞をしたり、大阪松竹座で歌舞伎鑑賞したりと、文化体験活動が盛んです。
(12)野外活動
一例ですが、中1は、近隣のキャンプ場でテント泊のキャンプ体験を行い、中2は滋賀県でキャンプ、中3は信州でキャンプ、高1は吉備、高2は北海道と、毎年グレードアップしていきます。
自然体験活動を大切な行事として取り扱っています。
(13)大阪府で最大のグラウンド
17000平方メートルのグラウンドが校舎のすぐ横にあります。
これは、大阪府で最大なんだそうです。
(14)女子生徒の方が多い
これは嬉しい人と、そうでない人がいるかもしれないですが、毎年、入学者は女子の方が多いです。
毎年少しづつ男子が増えている印象で、2022年も男子が増えましたが、それでも女子の方がやや多い結果です。
(15)完全なる中高一貫校である
中高一貫でも、高校入試があり、高校から入っている生徒と混じる学校が多い中、金蘭千里中学校は、高校からの編入が無く、完全な中高一貫校となります。
珍しいです。
金蘭千里中学校の記事は、他にもあるから見てみてね。