【中学受験】関西の人気中学校ランキング（2022年）

関西の中学受験を考えている方に向けて、関西の中学校は、どこが人気なのかを知っていただくために、多くの受験者を集めた中学校をランキング形式で紹介します。

受験者数ランキング（2022年）

2022年中学受験で、より多く受験者数を集めた中学校をランキング形式で紹介します。
人数は、延べ人数で計算しています。　
例えば、前期と後期の試験があった場合、1人で同じ中学校を２回受験している場合もありますが、これは２人でカウントしています。
受検者が多いということは人気の証です。

（1位）高槻中学校

高槻中学校の受験は、Ａ日程とB日程があり、例年 A日程は受検解禁日の初日の土曜日午前中に行われます。　B日程は翌日の日曜日午後に行われます。
高槻中学校を志望する受験者は、両方受験する人が多いです。
さらに、B日程は星光学院や四天王寺中学校の併願校としてチョイスされることも多く、例年 多くの受験者数が集まります。
B日程の募集人数は、90人ですが、2021年受験者数1253人（倍率：約14倍）、2022年受験者数1260人（倍率：14倍）という具合です。（下表）

なぜ高槻中学校がここまで多くの受験者を集めることができるのか？
偏差値が高い人気校で、施設もきれいということもありますが、高槻駅前にあるという立地がよくて、兵庫や京都からもアクセスが良く通学しやすい範囲が広いというのも理由でしょう。

（２位）清風中学校

清風中学校は、試験が4回あり、その気になれば4つ共受験することができる。
しかも、複数受験で、2回目以降の受験はW受験者特典として得点が10点加算される。
それにより、清風中学校志望の受験者の多くは、複数回受験する。

（３位）開明中学校

スーパー理数コースと、理数コースがあり、スーパー理数コースの方が偏差値が高い。
スーパー理数コースから理数コースへの回し合格もあります。
専願と併願では、専願の方が最低合格点が低く設定されるので、開明中学校が第1志望の場合は、専願で出願すると良いでしょう。
開明中学校は、中学校3年間、週４で給食の日があります。残りの2回は弁当です。
これは弁当作りが苦手な親にとっては助かります。
ということで、ひそかに母親からの人気もある中学校でもあります。