【注目】大阪星光学院中学・高校の放校制度 対策を知っておこう

大阪星光学院の放校制度 中学受験

大阪星光学院といえば、放校制度を思い浮かべる人は少なくないであろう。
放校制度とは、成績不振者を、内部進学させず、大阪星光学院高校に進学させない制度です。 
放校の実態と、対策を紹介します。

大阪星光学院中学入学者が内部進学しなかった人数

大阪星光学院中学に入学したのに、大阪星光学院高校に内部進学しなかった人数を紹介します。
毎年、5%ぐらいの人が大阪星光学院高校に内部進学せずに別の道に進んでいます。

高校入学
年次
中学
入学者数
高校
内部進学数
中学
退学人数
2021年69期生187人176人11人
2020年68期生204人197人7人
2019年67期生190人176人14人
2018年66期生188人177人11人
2017年65期生196人184人12人
2016年64期生189人179人10人
2015年63期生209人201人8人
2014年62期生188人176人12人
2013年61期生189人185人4人
2012年60期生190人185人5人
2011年59期生189人181人8人

大阪星光学院に内部進学しない理由

大阪星光学院高校に内部進学しないからといって、放校制度が発動された人数というわけではありません。 中には、実際 放校された人もいるようですが、別の理由もあります。

一番多い理由は、不登校です。
不登校自体は、それぞれ個々に悩みを持ってのことなので分かりませんが、毎年 何人かは不登校の生徒が存在します。

次に多いのが、大阪星光学院の校風に合わず、別の高校を受験するパターンです。
校風というか男子校ではなく共学に憧れて、別の道を歩む青春を求めてのパターンもあるようです。
学業ではなく、スポーツに目覚めて、別の高校に進む人も少数ですが存在しています。
通学が遠くて、入学時は大丈夫と思っていたけど、いざ通ってみたら辛かったから、別の近い高校でやり直したいという人も少ないですがいます。

少ないですが、テストの成績が悪く、宿題もやってこない「やる気ない生徒」で放校というパターンも存在しています。

大阪星光学院高校に進学しない理由は、いろいろな理由があるため、さきほど紹介した人数が全て放校させられたわけではないのです。 
放校の実際の人数は明らかになっていません。

どのような生徒が放校となるのか?

大阪星光学院としても、積極的に放校制度を発動させたわけではないです。
また、成績下位5%を放校させるという相対的な判断もしておらず、全員がふつうにやっていれば、放校0人ということもあります。

では、どのような基準で放校となるのか?

定期テストや小テストの成績のほか、普段の宿題の提出状況による平常点も加味され、ひどい人には、声を掛けられます。
しかし、それからまじめに宿題を出すなど、やる気を見せれば、放校となることはまずありません。
まじめに取り組む生徒を、けっして見放すことをしないのが、大阪星光学院なのです。

結論的には、宿題をきちんと提出するなど、本人にやる気さえあれば、放校されることはないということです。

大阪星光学院を高校から入ることができるって本当?

大阪星光学院は、中高一貫で6年を通して通うのが普通ですが、毎年高校に内部進学しない人が10人前後いることから、毎年高校入試として約10名募集することが通例となっています。

年次募集人数受験者合格者
2021年約10名14人9人
2020年約10名10人8人
2019年約10名2人2人
2018年約10名5人5人
2017年約10名4人4人
2016年約10名4人0人

大阪星光学院は、中学校で高校過程の内容もやっているので、高校から入学した場合、授業についていくのは、かなりしんどいと思います。
それでも、あえて、大阪星光学院高校に入学するのは、どのような理由があるのでしょうか?

1つは、東京の方の有名私立中学に通っており、親の都合で大阪に引っ越してきたけど、どうせなら東京で通っていたハイレベルな私立を探している場合です。
もう1つは、灘中学や西大和中学などに通っているが、通学の遠さがしんどくなってきて、家から近い大阪星光学院に行きたくなった場合です。
さらに、灘中や西大和中学などに通っているが、大阪府の私立高校授業料の実質無償化制度を利用したいという金銭的な理由で、受験する人もいるでしょう。
さらに、中学受験で大阪星光学院中学にどうしても入学したかったけど、うまくいかずリベンジのつもりで受験する人も少なからずいるでしょう。

そらとび
そらとび

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