東大寺学園中学校の評判が高い特徴

東大寺学園_評判の良い特徴中学受験

東大寺学園といえば、関西では、灘中学校の次に偏差値が高く、毎年、多くの東大、京大、医学部合格者を輩出している超名門校です。 奈良県にある中高一貫の私立中学校ですが、知名度が高く、全国に知られています。 そんな東大寺学園の魅力を、厳選して紹介した記事となります。

(1)関西最難関の中高一貫校

関西で灘中学校の次に偏差値が高い最難関の中高一貫校です。
まさに名門中の名門です。
東大寺学園の生徒は、ふつうのレベルでも東京大学、京都大学に進学できるレベルです。

(2)男子校である

男子校なので、女子は受験できません。
男子校であるために、異性に煩わされずに勉強に集中することができます。
また、生徒同士の友情や絆が生まれやすいとも言われています。

(3)授業の進度が早くて深い

国語、数学、英語に関しては、中学校の間に高校の内容も盛り込んで授業を行う
たとえば、国語は古文や漢文等の古典も中学校で習う。
数学は、高校の数Ⅰ、数Aを中学校の間に習う。

(4)完全中高一貫

東大寺学園では、2020年まで1クラス40名程度 高校で募集をしていました。
東大寺学園中学の授業の進度が早いため、高校から入学した生徒は、高1の間に、ものすごい量の授業をこなします。
それは、高2からは中学校から入学した生徒と合同になるからです。
しかし、それは生徒にも先生にも大きな負担となっていました。
2021年の入試から中学入試の募集人数が増員されており、2024年入試から東大寺では高校からの外部募集を停止することになりました。
これにより、今受検する生徒については、東大寺学園も完全中高一貫となります。

(5)自由な校風である

東大寺学園は、自由な校風で有名です。
個性を重んじ、自主性と探求心を育みます。
生徒の「自由」を最大限尊重したいと考えている学校です。
そのため、「校則」と呼ばれるものはなく、生徒の守るべき規則として「生徒心得」だけがある。

(6)「東大寺」が経営する仏教系の学校

奈良の大仏で有名な「東大寺」が経営する学校法人です。
そのため、理事の名前には、東大寺の住職が名を連ねます。
理事長は、東大寺長老です。
つまり、仏教系の学校となりますが、仏教的な慣習はほとんどありません。
ただし、定期的に「東大寺学」という道徳の授業を実施しているようです。

(7)オックスフォード大学への短期留学

高2の希望者を対象として、夏休みにイギリスのオックスフォード大学への短期留学(定員30名)を実施しています。
この短期留学は11日間の日程で、現地の学生と毎日のようにディスカッションを行うことが中心で、観光なしのスケジュールです。
この短期留学で強烈な体験をして帰ってきたとき、生徒たちの雰囲気は変化するそうです。

(8)高2の修学旅行は生徒が決める

高2の修学旅行の行き先は毎年、生徒の投票で決まります。
シンガポール、台湾、オーストラリアなどの海外に行くときもあれば、北海道や小笠原諸島といった国内のときもあります。
投票により、「修学旅行中止」という選択をした学年もありました。
これも自由な校風ならではということでしょうか。
ちなみに、中2では、「研修旅行」と呼んでいる修学旅行がありますが、それは先生が決めます。
行き先は北海道が多いです。

(9)豊富な行事を楽しむ

修学旅行や短期留学のほかにも、いろいろ行事が目白押しです。

【全校生徒】学園祭(菁々祭)
【中学生】長距離走大会
【中学生】かるた大会
【中学生】体育大会
【中2・中3】芸術鑑賞(落語)
【中3・希望者】スキー研修(志賀高原)
【高1】芸術鑑賞(文楽)
【高1・希望者】夏山登山(槍ヶ岳)

(10)いつか役に立つ人脈ができる

優秀な生徒が多いだけに、先輩、同期、後輩に、すごい人が身の回りに沢山います。
友人が政治家、国家公務員、大学教授、医者、社長など、ふつうではお知り合いになれないような人と自然につながりができます。
この人脈は、たいへん心強いものになります。
中学生は、若さゆえに、考え方や価値観が固まっておらず、良くも悪くも関わっている相手に影響を受けやすいです。
そんなとき、周りにいる人たちが、優秀な生徒ばかりだと、良い影響を受けやすいと思います。

(11)クラブ活動の加入率は100%超

東大寺学園は、クラブ活動が活発であることも評判が良いです。
東大寺学園は、運動系クラブが11、文化系クラブが14、同好会が20あります。
複数の部を掛け持つ生徒がいるため、中学生の加入率は100%を超えています
電子工作部、鉄道研究部、数学研究部、折り紙研究部など、変わった部活動が多いことも特徴である。
同好会も変わったものが多く、マジック同好会、MGA同好会、文藝同好会、チェス同好会、鑑賞魚同好会、和太鼓同好会、ロケット同好会、オセロ同好会、ドラえもん研究同好会、暗号同好会などである。
これらを聞いて、トキめくものがあれば、ぜひ東大寺学園に入学して欲しい。
運動系では陸上競技部、ハンドボール部、硬式テニス部、文化系ではクイズ研究部、百人一首部、囲碁将棋部などが強豪である。

(12)クイズ研究部が有名

東大寺学園の名前を全国区にしたのは、クイズ研究部でしょうか。
毎年、高校生クイズで、活躍する姿をテレビで紹介されるので、すごい宣伝効果です。
クイズ研究部に入部したいので、東大寺学園を志望する人もいるくらいです。

(13)県外からの生徒も多い

奈良県にある学校ですが、例年、入学者の生徒数1位は大阪、2位は京都です。
意外と京都からのアクセスが良いことから、京都に住む生徒も多いです。
毎年、滋賀、和歌山、愛知、三重などからの入学者がおり、下宿生活をする生徒も少数 存在します。
家が遠い生徒は、学校公認の寮がないため、個人的に学校の近くに下宿先を探すことになります。
学校は、近鉄京都線「高の原駅」から徒歩17分という歩くには距離がありますが、バスもあるので安心です。

(14)充実した図書館

図書館の蔵書は約6万冊と充実しています。
豊富な蔵書数は、全国でも有数です。
ほかにも、小講堂、舞台を備えた250席(可動席)の多目的ホール(圓融館)、生物室、物理室、化学室、地学室、48台のPCを設置した情報教室、音楽室、陶芸室など、豊富な施設があります。

(15)併願しやすい入試日程

東大寺学園の入試日程は、例年 月曜日の1回です。
他の学校は土日に行うことが多いので、他の学校と併願しやすいです。
灘中学、甲陽学院、西大和学園、高槻中学とも併願可能です。

そらとび
そらとび

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