【注目】灘中学校の併願校・滑り止め

灘中学_併願校 中学受験

灘中学校は、関西の中学受験入試解禁日の土日2日間を使って入試が行われるため、併願校選びは、かなり限られたものになります。
灘中学校を受験する際に、検討すべき併願校についてまとめました。

関西の入試解禁日とは

関西2府4県(大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山)の私立中学は、1月中旬の土曜日を、入試解禁日に設定しています。 関西の私立中学校が、この日より前に受験日を設定することはありません。

受検年度関西入試解禁日
2023年度1月14日(土)
2022年度1月15日(土)
2021年度1月16日(土)
2020年度1月18日(土)
2019年度1月19日(土)
2018年度1月13日(土)
2017年度1月14日(土)

ちなみに、関東の入試解禁日は下記の通りです。
関西の入試解禁日が土曜日固定であるのに対して、関東の入試解禁日は、曜日は関係なく、決まった日(毎年固定)となっていることが特徴です。

(参考)関東の入試解禁日
(埼玉)1月10日
(千葉)1月20日
(東京)2月1日
(神奈川)2月1日

灘中学校が第一志望の場合の併願校選び

灘中学校の併願校を決めるうえで、考慮が必要なことは3点です。
1つ目は、入試解禁日の土日2日間にわたって拘束されるということ
2つ目は、灘中学校の試験科目は、算数、国語、理科の3科目ということ(社会はない)
3つ目は、同じ日に2校受験する場合は、移動時間を考慮して試験に間に合うのかと生徒の負担

灘中学校の試験終了時間は2日間共、12時~13時の間です。
これは、受験票が受験直前の年明けに送られてきて初めて知ることになります。
試験時間なども事前に公表されないです。

これらを考慮して、2023年度入試の灘中学校の併願パターンを考えて見ます。

日程受験校
1/14(土)AM灘中学校1日目
1/14(土)PM休む
1/15(日)AM灘中学校2日目
1/15(日)PM西大和学園
or
高槻中学校(B日程)
or
須磨学園
1/16(月)洛南高附属中学校(併願)
or
東大寺学園
1/17(火)六甲学院(B日程)
or
清風南海中学校(B日程)

1/14(土)の灘中学校の試験は、昼過ぎには終わるので、その気になれば、別の中学校を受験することは可能です。
ただし、灘中学校受験生に相応しい 偏差値の高い中学校が、この日程では存在しないため、翌日の試験に備えて、ゆっくり休むのが最適だと思います。
受検できる中学校がないわけではないですが、無理をしても灘中学校入試に悪影響を与えるだけだと思うので、1/14(土)の午後は休むことを強くお勧めします。

もっと確実な滑り止め校を用意したい場合は、1/16(月)の夙川中学校を受験するとか、1/17(火)に、清風中学校や大阪桐蔭中学校を受験するという選択肢もあります。

灘中学校が第一志望の場合の前受け受験校選び

灘中学校の受験科目である「算数・国語・理科」の3科目受検が可能で、受験会場が大阪にもあり、偏差値が、灘中学校を目標とする生徒に相応しい高い中学校を厳選して4つ紹介します。
関西の中学受験の前受け受験としておなじみの 岡山中学や岡山白陵中学校は、灘中学校受験生としては、偏差値が低いので、リストには挙げていません。

日程
2023年度受験
中学校名R4偏差値
12/17(土)海陽中学校(愛知)特別給費生入試68
1/8(日)北嶺中学校(北海道)66
1/8(日)函館ラサール中学校(北海道)58
1/9(月)愛光中学校(愛媛)63

全国の秀才の併願校となる

灘中学校は、全国から秀才の受験生が集まる学校です。
東京方面からは、開成中学、筑波駒場中学、灘中学の3校合格を取りに来る受験生もいます。
中部方面からは、東海中学、滝中学の受験生の併願校として受験する生徒もいます。
近くに偏差値の高い私立中学校がないような田舎からも、合格後は引っ越し前提で、灘中学を受験する生徒もたくさんいます。

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