JR岸辺駅前が、 国立循環器病研究センターや市立吹田市民病院が移転してきて、北大阪健康医療都市(健都)として発展を遂げています。
そのJR岸辺駅から線路沿いに南に歩くこと10分の位置にある「健都レールサイド公園」に車で子連れで遊んできたのでシェアしたいと思います。
健都レールサイド公園の概要
基本データ
吹田市のJR岸辺駅前は、「健康・医療」をコンセプトとしたまちづくりが進んでいます。
その中核となっているのが、国立循環器病研究センターや市立吹田市民病院が、ここに移転してきたことですが、ここで紹介している「健都レールサイド公園」は、その病院の近くに位置し、「健康・医療」のコンセプトにマッチした公園となっています。
そう聞くと、お年寄りのための公園にも聞こえるかもしれませんが、ザイルクライミングや複合遊具なども設置されており、子連れで楽しめる公園になっています。
また、疲れたら、公園に隣接する図書館(健都ライブラリー)で読書するのもいいかもしれません。
この図書館の奥には、なんと本物の0系新幹線が展示されていて、子供が喜びますよ。
公園は3つのエリアで構成
土の広場
簡単に言うと、土の広場は子供の遊び場です。
小さい子供でも遊べる遊具がたくさん設置されています。
また、ボール遊びなどができる多目的広場もあります。
みどりの広場
みどりの広場は、広大な芝生広場があります。
バトミントンで遊ぶのに最適ですね。
防災機能を兼ね備えた広場となっており、防災備蓄倉庫や耐震性貯水槽や防災用トイレも設置されています。
健康増進広場
健康増進広場は、健康遊具が設置されたエリアです。
国立循環器病研究センターや市立吹田市民病院の監修を受け、循環器病予防を中心とする健康づくりに役立つ健康遊具が設置されています。
今まで見た公園の中で、一番健康遊具が多いと感じました。
全部やるのは難しいと感じるぐらい種類豊富でした。
これを本気で毎日やっていたら、本当に健康になれると思います。
本当は、大人用の健康遊具ですが、うちの子供達は、けっこう楽しんで遊んでいました。
公園の遊具 体験記
土の広場
複合遊具
幼稚園児から小学校低学年ぐらいが楽しむ複合遊具です。
すべり台の形が特徴的ですね。
すべり台に辿り着くまでの経路もさまざまです。
複合遊具(幼児用)
汽車の形をした複合遊具です。
幼稚園に入園前の幼児でも遊べそうな遊具です。
土の広場の最南端にある幼児用のスイング遊具です。
トラとパンダはすぐ分かりますが、緑の恐竜のような生き物が何かわかりませんでした。
砂のグランドです。
キャッチボールしている親子がいました。
みどりの広場
みどりの広場は、広い芝生が広がっており、敷物の上でゆっくり休んだり、走り回って遊んだりできそうです。
健康増進広場
健康器具の案内板です。
見ての通り、27個もの健康器具があります。
この中でも代表的なものを紹介したいと思います。
かべ渡り
かべ渡りという健康遊具です。
ロッククライミングをした後に、横に移動します。小学生の娘がはまりました。
うんてい
うんていです。
小学校の校庭にもよくある定番の遊具ですね。
けっこう腕力が必要なので、きついですよね。
慣れた人は、1個飛ばしで進む人いるけど、自分は無理です。
うんていの案内板には、下記のような記載がありました。
手渡り(初級)
はしごにぶら下がり、端から端まで手で渡ります。
地面に足を付けずにターンして反対方向にわたります。
膝まげ手渡り(中級)
膝を胸まであげてぶら下がり、はしごの端から端まで手で渡ります。
脚上げ手渡り(上級)
両ひざを上げてひざを伸ばしてぶら下がり、はしごの端から端まで手で渡ります。
へいこう棒
しばらく、初球の脚ふりこや、中級の腕歩きを楽しんでいましたが、途中で飽きて、豚の丸焼きごっこを始めました(笑) 下に焚き木があって、豚が焼かれているイメージらしいです。
脚ふりこ(初級)
両手で平行棒を握り、肘を伸ばして体を支えます。
体を支えたまま、両膝を左右に5回振ります。
腕歩き(中級)
両手で平行棒を握り、肘を伸ばして体を支えます。
体を支えたまま、平行棒の端から端まで手で渡ります。
腕立て沈み(上級)
両手で平行棒を握り、肘を伸ばして体を支えます。
体を支えたままの姿勢から、肘を曲げて上体を沈めます。
肘を押し上げて元の姿勢に戻ります。
ふっきん台
「腹筋」鍛えています。この台は腹筋だけかと思いきや、しっかり3つのトレーニングメニューが用意されていました。上級の屈伸腰ひねりは、難しそうですね。
上体起こし(初級)
棒の下に足をかけ、膝を曲げます。
腕を胸の上で組んで、頭を30センチ持ち上げたまま5秒数えます。
腕立てふせ(中級)
両手で棒をつかみ、爪先を台の上に乗せます。
背中を伸ばして腕立てふせをします。
屈伸腰ひねり(上級)
頭の後ろで棒をつかみ、膝を胸まで引き付けた姿勢から、膝を倒しながら腰をひねります。
胸までひねりをもどし、膝を伸ばします。
反対側にも同様にひねります。
かたかたパネル
レバーを握って、上とか下に動かすことで、肩の運動をするようです。
幼児のおもちゃにもこんなんありましたね。
40肩、50肩の予防に良さそうです。
あしのびボード
アキレス腱伸ばしと、太もものうら伸ばしができます。
準備運動としてもよさそうですが、体が硬い人が毎日続けたら、体が柔らかくなりそうです。
足元に角度がある分、きつさが増しています。
あしのびボードの案内板には、下記のような記載がありました。
ウォーキング前の準備運動
息を止めずに、じんわりと脚を伸ばしましょう。
各運動メニューを2セット程度行うと効果的です。
足ふみパネルには、20度と25度の設定がありますので、最初は無理をせず20度から乗ってみましょう。
うでうで
立ったまま腕立て伏せをします。
床でやる腕立て伏せよりも腕への負担が少なく、無理なく腕立て伏せができます。
バランス円盤
揺れる円盤に乗ってバランスを取ります。
脚とか腰が鍛えられそうです。体幹も鍛えられそう。
腕のばしテスト
レバーを目盛りの「0」から「50」まで移動させることで、腕が伸びます。
本当は、バーに体が触れないようにするのが基本ルールだと思います。
陸上トラック
陸上トラックのようなものが健康増進広場内をぐるりと1周できるよう配置されていました。
この青い部分は、クッション性があり、走っても長時間歩いても足とか膝への負担が少なそうです。
健康快道
でこぼこした石の上を歩くことで、いろいろなツボが集まっていると言われる足の裏を刺激します。
必ず靴を脱いで歩きましょう。
健康快道(2)
さきほどのものより、かなり尖った石があり、刺激的です。
自分に合ったものを見つけ、その場で足踏みするのもアリだと思います。
けんけんマット
足をいろいろな動きをさせることで、足腰が鍛えられそうです。
幼児でも普通に喜ぶ遊びですね。
ももあげステップ
右→左→右→左→右→左 でマットを踏みます。
太ももが上がるように意識して10秒で渡ります。
ぴょんぴょんステップ
両足でぴょんぴょん飛びます。
両腕を振りながらリズム良く15秒で渡ります。
けんけんステップ
ケンケンで、右→右→左→左 で進みます。
20秒かけて全身でリズムを取りながらわたります。
ザイルクライミング
最近、急速にはやってきている遊具ですね。
一番てっぺんを目指しましたが、揺れの怖さに耐えられず、8分目ぐらいまででゴールとしました。
この遊具は人気で、常に人が密集していました。
人が多いと、その人が邪魔で上になかなか行けなくて困っちゃいます。
スイング遊具
健康増進広場にも幼児用のスイング遊具がありました。
土の広場にもありますよ。
鉄棒
鉄棒は3種類の高さが選べるので、幼稚園児から小学校高学年の子供が幅広く遊べます。
足元の柔らかマットも安心感がありますね。
新幹線も見れる
公園に隣接する図書館(健都ライブラリー)の1階に、役目を終えた初代0系新幹線が展示されています。 近くで見ると迫力がありますね。
図書館に入らなくても、公園から見ることができます。
鉄道好きな子供は興奮すること間違いなしです。
アクセス
電車で行く場合
JR吹田駅と岸辺駅の中間に位置していますが、土の広場までは、吹田駅からの方がやや近いです。
ただし、健康増進広場までなら、どちらからでも15分で同じぐらいですが、岸辺駅からの方がやや近い印象です。
JR吹田駅北口から、土の広場まで徒歩で約10分
(JR岸辺駅北口から徒歩で約15分)
車で行く場合
名神高速道路「吹田IC」から約18分
駐車場
健都レールサイド公園 には専用の駐車場はありませんが、近隣にコインパーキングが豊富にあるので、満車で停められないということはないと思います。
公園に近い順に、コインパーキングを紹介します。
タイムズ吹田市立健都ライブラリー
住所 | 大阪府吹田市岸部新町2 |
台数 | 16台 |
時間 | 24時間OK |
料金 | (終日)30分 110円 |
健都レールサイド公園に一番近い駐車場。
一番便利だけど、値段的には、タイムズ岸辺新町よりも高めの設定です。
タイムズ岸部新町
住所 | 大阪府吹田市岸部新町4 |
台数 | 144台 |
時間 | 24時間OK |
料金 | (終日)60分 110円 駐車後24時間 最大400円 |
2番目に近い駐車場です。
とにかく安い。そして大きい駐車場です。満車になることは、まずないでしょう。
オススメです。
まとめ
健都レールサイド公園の魅力は伝わりましたか?
最後に、健都レールサイド公園のおすすめポイントをまとめます。
- 近くに安くて大きいコインパーキングがあり、車でのアクセスが可能
- 幼児は土の広場の遊具、小学校高学年ぐらいはザイルクライミングや健康遊具で遊べる。
- 広い芝生広場や砂のグラウンドもあり、ボール遊びやバトミントンなどの遊びも可能
- ウォーキングもおすすめです。さらに健康遊具で健康づくりも可能。
- 公園からすぐとなりを走る貨物列車を見ることができ、子供は喜びます。
- となりの図書館で本物の新幹線が展示されており見ることができます。